「石見の和紙」を紹介するコーナーつくりました

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石見地方で1000年以上も前から作り続けられていた石州和紙。
長い年月にわたって継承されてきた背景には文化財の修復や石見神楽などがあるそうです。

開催日:2024.12月~

実は、数か月の間に、浜田市三隅町にある石州和紙会館さん(@washisekishu )や石州和紙久保田さん( @sekishuwashikubota1 )にご協力いただいて、スタッフが勉強させていただきました。
そうした中、文華堂では「飾ってみたいな」「使ってみたいな」など暮らしに取り入れたくなるような素敵な作品もセレクトし、石州和紙やそれにまつわる作家さんの商品を紹介するコーナーをつくりました。

商品を一部ご紹介

Tennel(てねる)とは、石州和紙の魅力を次世代につなげるために発足したプロジェクトチームです。
メンバーは和紙職人や作家、教員など和紙に興味のある女性たち。
「石州和紙を身近に感じてもらいたい」「たくさん触れてもらいたい」という思いからブローチをはじめオリジナルの商品をいろいろと製作しています。Tennelのメンバーでもある(@washimomad)さんの作品を4つご紹介します。

ヒンメリ

ヒンメリとは、豊作を願いライ麦藁を糸でつないでつくるフィンランドの伝統的な装飾品のこと。幾何学模様で自然光を集めて輝く姿は、「光のモビール」とも呼ばれています。そのヒンメリを石州和紙でつくりました。お部屋に吊るしてゆらゆらと揺れる幻想的な姿が楽しんでください。S字フックと丸カンがついているヒンメリは組み合わせて飾ることができますよ。

Washizen Paper

三隅の海で見つけた石や植物などいろいろな素材にインクをつけて、手漉き和紙にスタンプしたオリジナルのデザインペーパーです。
ブックカバーやラッピング、コラージュなどにいかがでしょうか。

お祝袋

立体的でかわいらしい動物の飾りがついた「お祝袋」です。
動物の手が左右に動くので、しおりや袋の口をとめるなどいろいろな楽しみ方ができます。
デザインはネコとウサギの2種類。
お祝いを伝えるのにまわりとちょっと差をつけたい人はいかがでしょうか。

Some Card 10枚セット

漉いたままで四辺を裁断していない「耳付き和紙」をコーヒーや栗の渋皮煮などで染めました。
仕上げまでの全工程をすべて1枚ずつ丁寧に手作業で行っています。
和紙ならではの温かみのあるカードは、名刺や商品のタグなどに最適です。

ぜひ、お立ち寄りいただき、地元に根付いているこの文化をもっと身近に感じていただけたら嬉しいです。
すべて手仕事で作られた紙雑貨ですので、石見のお土産にされても素敵だと思います。